「数学IA」の傾向

「数学IA」の試験では、60分の試験時間内に配点が20点から30点の問題を4題解かなければならない。どの分野であっても、易しい問題から確実に得点しようとする姿勢が望ましいが、不得意な分野があると効率的に問題を解くのは難しくなる。
不得意分野をなくすためには、各分野における典型問題を繰り返し練習して身につけておこう。
また、1題の分量がそれほど多くないとしても、60分で解答するには、手際のよい計算力と的確な判断力が必要となるのがセンター数学の特徴である。そのためには過去のセンター試験が格好の練習材料となるのである。また、2009年度のマーク模試の問題に再度チャレンジするのもよい。これからの直前期には、実際のセンター試験の問題を60分で解くことを繰り返して、実践的な力をしっかり身につけよう。

対策のポイント

【1】小問集合は手際よく
方程式・不等式、集合・論理は、配点は少ないものの、小問2題の出題になるのでなかなか忙しいくなる。
方程式・不等式では、無理数の計算や整数にも気をつけよう。集合・論理では、命題の真偽や必要条件・十分条件が重要であるのでしっかり理解しておこう。

【2】典型問題の多い2次関数
放物線の頂点と軸、x軸との交点、最大・最小、平行移動などを扱うことが多い傾向にあり、ある程度似た問題になってしまう分野でもある。過去問から傾向を読み解こう。

【3】総合的な図形と計量・平面図形
三角比の問題から始まって、途中から幾何の性質や定理などを扱う融合問題となっている。

【4】数え上げと規則性をつかむことが大切な確率
2009年度の問題では数え上げでほぼ答えられる。他の問題でも初めの方は数え上げで解けることが多く、その中から規則性を見つけると、もっと一般的な場合も解けることになる。また、難しくなってきたら発想を少し変えると案外、解答へのルートが見えてきたりする。

サンセルモのメンバーズになりました。知人が千葉のラセーヌブランシュで結婚式をしました。千葉と東京を中心とした冠婚葬祭の互助会の会場と知って入会。私は東京のエルブライトで結婚式をと考えていたでちょうどよかったです。